2014年8月20日水曜日

お通夜

今日は やすらぎ苑 で上司のお通夜があった。
祭壇の遺影は最近の写真で頭髪が後退して眼鏡をかけていたが、私の記憶の大部分を占める彼の姿はもっと若くて髪もふさふさで眼鏡など無縁の笑顔だ。
仕事には厳しかったが、部下には優しいところもあった。
クールだが、ちょっと抜けているところもあって、彼の古くからの仲間は「あいつは馬鹿だけど、営業の腕はピカイチ」と言っていた。
喪主は、恋愛結婚した奥様で、とても綺麗な人だった。
彼の抜け殻は見たくなかったので、棺の中は見ないで帰った。
 

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