2012年5月5日土曜日

播磨ミステリー・ツーリング 4

太陽公園の本来の姿は、ちょっと意外な処にある。

まず、お城を出て、公道をちょっと歩いて「石のエリア」へ移動する。
入園料は、お城に入る時に払っているので、半券を見せればOK!
半券は大事に持っていましょうね。

石のエリアはちょっと異様な雰囲気。
だって、これだもん・・・

こう言うのが、延々と並んでいる。
世界中の巨石建造物のイミテーションがこれでもか、これでもか、と立ち並ぶ様は壮観・・・かな・・・

凱旋門もあるし・・・


大理石貼ってあるよ。

兵馬俑坑なんかは、遺跡発掘の再現までしている。

夜見たら恐いと思う・・・

さらに脚を進めると、万里の長城がちょびっとだけある。

 この入り口には何故か狛犬と仁王さんが飾ってある。
日中めちゃくちゃである。

万里の長城を歩き通すと、そこに待っている風景はインドネシアだ。多分・・・

 コッテージかと思ったら、空き家だった。

この辺りから、石灯籠が多くなり、正体不明のお堂がいっぱい。
鶏足寺の敷地なんだろうか?

新緑が綺麗で、これがなければこの公園を歩くのは苦行だ。


石灯籠とお堂の群れを抜けると、ピラミッドが見える。





ちゃちなピラミッドが数基あって、不細工なスフィンクスもいる。
スフィンクスはギャルたちの椅子になっていたので撮影はなし。
ピラミッドにはよじ登る輩もいるし、内部にはツターカーメンの黄金マスクのばったもんが置いてある。
不細工なギリシア風のスフィンクスが何故かピラミッドの入り口にいるが、これって植木鉢だと思う・・・(背中に・・・)
 鶏足寺は昔実在した姫路のお寺だそうだが、現在は公園内にあって、アトラクションなのか、本物のお寺なのか、よくわからない。
Wikipediaの記事

お寺の下には羅漢さんの群れがいて、大変恐い。(何故か向かいの山には中国のパゴダ)




夜中にこれが動き出したら、恐怖だ。

お寺の下には、普通の建物がある。
これは、この太陽公園が福祉施設である証拠。
老人ホームや障害者の施設だ。

施設を通り抜けると、天安門広場がある。

 近くまで行くと小さくてがっかりするので、遠くから眺めるだけにする。

大魔神ではなくて、埴輪もいたりする。(これはでかい)


さて、めいっぱい遊んだので、これでお友達ともお別れ。

 

播磨ミステリー・ツーリング 3

太陽公園のトリックアート。

Trick arts

写真をアップするので、どうやったのか、考えて下さい(笑

Think how we took these photos. LOL !

まず最初に、このミレーの名画がお出迎え。
この時点では客はどうすべきか、ちょっと戸惑うけど、後ろの絵(ビーナス像があるギャラリー)で理解する。


次はこうなる。


あー、こうすればいいのね、とみんな理解すると、後は自由に参加。





ナポレオンの馬のお尻を支えるKenさん。


貴族と握手する助手席ガール。


さて、ここでちょっとネタばらし

この写真を見てみよう。
子供が空中ブランコをしている。

 

これは写真を廻転させているだけで、実際はこう・・・

 子供達は絵の中に立ったり座ったりしているだけ。
絵は歪めて描かれていて、「カメラ位置」と印を付けられた床の上に立って撮影すると、上の写真みたいに撮影出来る。

では、作品を続けよう。










どう? 面白かったでしょう?

播磨ミステリー・ツーリング 2

太陽公園

それは、相互リンクしていただいている「穴場の姫路」さんで存在を知った、姫路のミステリースポット・・・

住宅地の向こうの山頂に突如現れる非常識な西洋のお城・・・

入園料は一人1300円、JAFのメンバー割引きで気持ちだけお安く1200円。

まずはモノレールで山頂のお城へ。
歩いても時間はかからないそうだが、つまらない道みたいなので、並んで乗車。
モノレールはとっても可愛らしい。

 入園料金さえ払えば無料だから。

下の車輌の展望席に陣取って、風景を楽しむ。(Gakuさんは後方にいます。)


 乗車時間は2,3分だけど、みんな大パノラマに大喜び。(Gakuさんは無言)

お城は馬鹿でかい。


場内には係員がいっぱいいて、客が迷子にならないように細心の注意を払っている。

お城の名前は「白鳥城」、屋根のてっぺんに白鳥が付いている。
ちなみに、公園がある場所の最寄りのインターの名前は「白鳥」。
 ただし、場内に生きた白鳥は一羽もいない。

お城の中ではトリックアート展が開かれていて、これがめっぽう楽しかった。
絵の中に人が座ったり立ったりする。写真を撮ると、絵の中に入り込んだみたいに写る、カメラ遊びが出来るテーマパークだ。

写真は3で紹介しよう。

播磨ミステリー・ツーリング 1

にくてんと石の宝殿をご所望のKenさんの欲望を満たすためのツーリング(笑)

朝、出発したとき、北播はお天気イマイチ。


新緑が綺麗。
集合場所の高砂海浜公園に到着すると、まだ誰も来ていない。
電話すると、渋滞にはまっていた・・・orz
気を取り直して、公園で時間をつぶす。
加古川は前日の雨で濁り絶好調・・・


釣りには絶不調の水質だけど、釣りしている人多し。

海と川の境目。

 家島諸島、四国が見えます。

公園内の人工ビーチでは海に入って遊ぶお子さんも。(お母さんに叱られるよ、お父さんが・・・)


 そうこうしているうちに、Gakuさんとお友達の女性(名前を名乗られなかったので、助手席ガールと呼ぶ)が到着。
海を見ながらお話していると、やっとKenさん到着。ルート選択を誤ったことを悔やんでおられた。

気を取り直して

にくてんの「和楽」さんへ直行。

にくてん、お好み焼き、そばめし、おでん、てんてん、と5人で食べて満腹。
「想像していたのと違ってて、美味しい!」と喜んでもらえた。

お腹がいっぱいになると、石の宝殿へ。

生石神社は新緑で美しい。



摂社も綺麗。



石の宝殿には、お友達も絶句。
「何じゃ、こりゃぁ??!」

大きすぎて、思い切り隅に寄って、この程度しかカメラに収まらない。

背中はこうなっている。


神社なので、一応お参りしてお願いもして、お神籤引いて、と遊びます。
後ろの岩山にも登って、眺望360度の絶景も楽しむ。
Gakuさんは高所恐怖症で閉所恐怖症とのことで、苦痛でしたか?(笑


さて、目的を果たしてしまったけど、時間が余ったので、姫路の不思議スポット、「太陽公園」へ行って見よう!

2012年5月1日火曜日

小さな藩

福本藩・・・聞いたことある人、手を上げて!

知らなかったけど、山ひとつ隣に江戸時代に存在した小藩。
藩主は、姫路城に住んでいた池田家の子孫。
大名ではなく旗本だったらしい。

福本藩の記事

歴史はWikipedia で見てもらうとして、現在の福本藩の遺構は、神河町に少しだけ残っている福本藩陣屋跡と藩主の菩提寺かな。
陣屋と言うのは、お城を持たなかった藩主の住居。そこで執政もしていた。
有名なところでは高山藩陣屋跡があるし、近所では柏原藩陣屋跡がある。
(柏原藩の藩主は、織田家)
福本藩はこじんまりしていたみたい。
現在は、大歳神社になっている。

なかなか綺麗な社殿だ。


玉垣の前がとても広い。
写真左側、写っていない場所に土俵と太鼓蔵がある。
境内社とお稲荷さんが背後に。

写真右側に、綺麗な回遊式庭園がある。これが陣屋当時の姿を残しているそうだ。


池には蓮がいっぱい。初夏はきっと花が咲いて美しいだろう。
今は新緑が眩しい。

鳥居の向こうの参道は桜並木だ。